スローダンス

65歳からの日々のブログ

整形外科で水を抜かれる

少し前から左膝が痛みだし、湿布していたが、ついに腫れて来てしまったので、仕事帰りに掛かり付けの整形外科に行って来た。

フルタイムで働いていた時は、よく腰痛でお世話になったが、膝痛での受診は始めてだった。


レントゲン診断では、膝軟骨のすり減りで、関節内に炎症が起きて痛みが生じている、変形性膝関節症で、グレード2と言うことだった。グレード3以上になると、手術が必要になることもあるそう。


総合病院の厨房で働き始めて2ヶ月、「ちょっと頑張り過ぎたんでしょうね」とドクターから一言。



膝の水抜きとヒアルロンサン注射の治療が必要だと言うことで、人生初の水抜きをすることになった。


診台に仰向けになって待っていると、ドクターがやって来た。「それでは、水抜きをしますね」と、グサリと太い注射針を突き刺す。


「あれ、あんまり出ないな」とドクター。

「ヒアルロンサンを注入しましょう」とナース。「私の足に何してくれちゃってるのよ! イッターイ!」と叫んで蹴っ飛ばしたかったけど、グッと我慢。


痛みに強いはずの私だが、あまりの痛さにうっすらと涙が滲んだ。

一週間おきに、あと4回注射に通わなきゃいけないと聞き、ガックリ。

薬局で湿布と痛み止めを貰い、足を引きずりながら駐車場に向かう。


花粉症もまだ治まらないし薬だらけだな、と思いながら車に乗り込むと、目の前にミツバツツジと雪柳が、今は盛りと揺れていた。


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