キジバトのポッポ君
裏庭に面して、今は使われていない畑が広がっていて、大きな木も植わっている。そこが鳥達の格好の餌場と遊び場になっている。
年間を通じて色々な鳥がやって来る。
メジロ、シロハラ、ムクドリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、スズメ、ウグイス、カラス、まれに上空にトビなど。
こぼれ種で育った野菜を皆で競って食べたり、枯草をつつき回して昆虫を探したり、電線にずらっと並んで羽繕いしたり。
リビングからその様子を見ていると、何処かコケティッシュで、思わずクスッと笑ってしまう。
私はコキンチョウを飼っていて、毎日食べ残しが出るので、それを缶にためておいて、時々裏庭の2か所に撒いている。餌の少ない時季には、常連さんでいっぱいだ。
何年か前からその餌場に、キジバトがやって来るようになった。勝手にポッポ君と呼んでいる。
いつも秋が深まる頃にやって来て、日がな一日うちの周りで時間をつぶし、夕方になると森の方に帰って行く。
春が近づくと、決まってガールフレンドを連れてやって来て、そのうち畑の大きな木のてっぺん近くに、2羽で巣作りを始める。
材料を調達するのに、行ったり来たりして、とても忙しそうだ。
朝、2階の寝室のカーテンを開けると、電線に並んで止まっていたりして、微笑ましい。
今年も良いマイホームが出来るといいね。
うちのレモンちゃんも、元気にしています。