スローダンス

65歳からの日々のブログ

春のポタジェ



12月に作った、玄関前のポタジェ風花壇にも春が来た。鈴なりキャベツは2個ずつなったが、右の方は伸びてきたローズマリーの影になり、巻かずにトウ立ちしてしまいそう。


鉢植えのレモンには新芽が出て来て、パクチーはどんどん増殖中。レースラベンダーやビオラも次々と花を咲かせてくれた。



真中の鉢に植えたラビットビオラ、ノースポール、ハボタンは終わってしまったので、これからの白イチゴの為に、コンパニオンプランツのペチュニアを2株買ってきて植えてみた。白イチゴが実るのを見てみたいな。



お昼は摘みたてパクチーで、パクチーチャーハン。ハーブや香味野菜が好きなので、美味しく頂きました。

衣替えからのセカンドストリート

3月に入ってからも肌寒い日が続いているけれど、さすがにそろそろ春物をと思い、衣替えをする事にした。


ベッドの上に春物を全部出してみたら、もう3年以上着ていない服や、衝動買いして一度も着ていない服がある。



まだ状態も良いし誰かに使って貰えたらと思い、今回は服6点と小さいバッグ3点を、新しくオープンしたリユースショップ「セカンドストリート」に持って行くことにした。私も、とらひめさんと同じくショップ派。


査定金額は千円にも満たなかった。

ハイブランド物ではないし、こんなものでしょうと思ったけれど、黒い石の散りばめられたバッグだけは納得出来ずに返してもらった。


フォーマル用に一目惚れして買ったバッグだったけど、肝心なのし袋が入らない。今後使うことは無いかもしれないけれど、私のお気に入りコレクションに入れて、たまに眺めることにしよう。


ハリウッドの思い出

「君たちはどう生きるか」「ゴジラ-1・0」のアカデミー賞ダブル受賞の、ニュース速報が流れて来た時は胸が熱くなった。


もう20年以上前になるが、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」での受賞の年は、ニューヨークの同時多発テロの影響で、アカデミー賞もその後に行われる幾つかのオスカーパーティーも、縮小されて簡素なものになった。


ご縁がありその年私は、オスカーパーティー会場の一つで、お花を含めたトータルコーディネートのチームに参加していた。


会場の警備は厳重で、昼間は黒服のボディーガードの姿がチラホラ。夜は一変してライトアップした会場に、ドレスアップした人々が押し寄せ賑わっていた。


その年のテーマカラーはブルーとピンクのパステルカラーで、ピンクと白のバラを様々な形のガラスの器にアレンジした、シンプルでスタイリッシュなものだった。



大量のバラのトゲと葉を取り除く作業や、ミリ単位のテーブルセッティングには神経を使ったが、キッチントレーラーの美味しいランチや、フレンドリーな現地スッタフの私達を呼ぶ「ヘイ、ガールズ!」の挨拶に、思わず笑顔がこぼれた。



ブラシの木(金宝樹)が生い茂る可愛いホテルから、美しくガーデニングされた素敵な町並みを眺めながら、毎日20分程歩き会場に通った。



作業は3日間で終わり、その後は広大なビバリーセンターでお買い物したり、ロス在住のかたのお宅を訪問したり。


イギリス、アメリカ、日本の10名混合チームだったが、最後に近くのレストランで打ち上げした時は皆打ちとけて、お別れするのが名残惜しかった。


毎年アカデミー賞の季節になると、あの時の光景がよみがえって来る。今までの私の人生で最も輝き、忘れられない思い出のひとつになった一週間だった。