レモンちゃんへ
帰って来て「レモンちゃんただいま」って言ってゲージを覗くと、止まり木から落ちたのか、餌箱の下にうずくまっていた。
丸いトレーの上に救い上げて、シードを置いてあげると少しだけついばんだ。スポイトでお水をあげると3滴飲んでくれた。ずっと目は閉じたままだった。
暖めるように両手で包み見込んで、そのままずっとソファに座っていた。微かな鼓動を手の平に感じながら。
空が暗くなる頃、ふと目を開いて私を見て、二三度羽ばたいた後、動かなくなった。
この所、止まり木から落ちたり、眠っていることが多くなって心配していた。7歳5ヶ月だった。
好きな豆苗や粟穗をあげると、チチチと言って寄って来ていつも美味しそうに食べた。ご機嫌な時はピロピロピロとさえずりながら、可愛いダンスを披露してくれた。
おはよう、行ってきます、ただいま、おやすみなさい、毎日欠かさずあなたに挨拶した。
しばらく雨が続いて埋葬出来なかった。今日は良いお天気になったので、丸い綺麗な箱に小花を敷き詰めて、裏庭の5年前に亡くなった相棒のチェリーちゃんの横に埋葬した。
今頃は天国の森の中を、チェリーちゃんと仲良く自由に飛び回っていることだろう。
レモンちゃんありがとう。
あなたのことを忘れない。
あなたのことが大好きよ。